私どもの代表理事である鈴木創は、箏曲家としての活動の一環として小学校を訪問し、「和楽器」の授業をしてきました。
というのも、指導要領に「和楽器を含めた我が国の音楽、、、(以下略)」と謳われていて、さらにはその解説に「箏」とはっきりと記載されています。
でも、多くの学校現場では、先生が研修を受けただけで、実際の授業ではDVDを見て終わり、というパターンが多い様です。
そんな中、私の様な和楽器奏者と直接縁があったり、予算や授業時間の確保ができた学校から声をかけていただき、授業を行っていますが、それはごく一部のパターンです。
学校によっては、授業を行える学年と、行えない学年があったりします。
また、障害者施設などからは「みんなに聞かせたいんだけど、予算がなかなかとれなくて。。。」 といった声が聞こえてきます。
私どもとしましては、一人の多くのお子さんたちに、生の楽器の音を聞いていただきたい、そして、記憶の引き出しの中に、少しでも生で聞いた音楽のことを覚えておいてほしいんです。
そこで、より多くの人たちに、予算の心配をせずに音楽を届けるためのスキームを作ることにしました。そのために、当一般社団法人を設立しました。
まず、企業などのみなさんから、会費や寄付金を募ります。そして、集まったお金を使い、学校などに私ども和楽器演奏家や音楽家を派遣します。
学校や施設にとっては、予算の心配なく、生徒さんや利用者さんたちに音楽に触れる機会を作ることができます。
寄付金の協力をしていただいた企業は、会費を経費参入ができたり、社会貢献のPRができます。
演奏者は、報酬を得ることができます。
そして学校関係者などのみなさん、ぜひ生徒さん・利用者さんたちに音楽をお届けする時間を作って下さい!